副作用について

アフターピル服用後の不正出血って?

投稿日:2017年2月20日 更新日:

アフターピルを服用した後に不正出血が起こると始めは誰でも驚き、そして不安になるかと思います。しかし、それは多くの場合が副作用の症状なので心配する必要はありません。

その不正出血は大きく2つの症状に分けられます。それは、消退出血と着床出血と呼ばれるものです。ひとつは避妊が成功した証の出血、もうひとつは受精卵が着床した時に起こる出血を指します。後者は、妊娠したことを意味するので「不正出血」は2つの対照的な原因で引き起こされる症状だということが分かります。その違いについて紹介します。

消退出血は、避妊成功の証

避妊成功で安心する女性
アフターピル服用後、不正出血の中でも特に多いのが消退出血です。消退出血とは、アフターピルの効果で女性ホルモンのバランスが崩れ、子宮内膜が剥がれて出血する事を言います。言い換えれば、月経と同じようなことが起きます。自然に起こる生理での出血と区別する為に、消退出血と言う言葉が用いられています。

その事から考えると消退出血があると言う事は、妊娠していないことをあらわす証になると言えるのです。少なくとも消退出血以前での妊娠は考えられない状態でアフターピルの服用後に消退出血があった場合は、避妊に成功したと言えます。

反対に言えばアフターピルの服用後、3週間待っても消退出血が見られない場合は、避妊に失敗している、つまり妊娠の可能性があると言えます。その為、3週間経っても消退出血が確認されない場合は妊娠検査薬などを使用し、妊娠検査を行いましょう。

着床出血は妊娠した証?

卵子と精子が受精したとき、絨毛(じゅうもう)が子宮壁を傷つけた事によって起こる不正出血を「着床出血」といいます。この事からも分かるように消退出血とは違い、着床出血を起こすことは、妊娠したという証になる不正出血なのです。

この着床出血が起こる人の割合は非常に低いです。また、着床出血が起こる時期は、生理開始予定日の1週間前~数日前と言われています。その為、アフターピルの服用後に着床出血が認められた場合は、避妊に失敗したといえます。その時は妊娠の可能性がある為、すぐに妊娠検査薬を使用しての検査のもしくは、産婦人科への受診が必要です。

消退出血と着床出血の見分け方は?

服用後の出血がある日を確認
この2つの不正出血には、大きな違いのある原因が関わっている為、実際どちらの不正出血なのか確認したくなるかと思います。

出血量には個人差があるので、はっきりを区別する方法はありません。ただ消退出血の場合、日に日に出血量が増えていく場合が多いと言う点です。人工的に生理を行っていると言う事から考えれば自然な生理同様、日に日に出血量が多くなっていくことが多いようです。

一方、着床出血の場合は一時的な出血になる為、出血量が増えていくと言う事はあまり考えられません。自身の月経時の出血量と比較して、あまりに少量の出血であれば着床出血の可能性があります。こういった出血量やピル服用後の不正出血を引き起こすタイミングの違いが消退出血と着床出血を見分ける方法になります。

避妊と妊娠のどちらを意味する出血か、確実に知る為には

では、アフターピルを服用後の不正出血の確実な見分け方がないのかと言うと、そうではありません。その方法は、アフターピルを服用した3週間後に妊娠検査薬を使い、妊娠の検査を行うと言う事です。ここで陰性ならば妊娠していない、つまり消退出血だといえ、陽性ならば妊娠している、つまり着床出血だったといえるのです。

それでは結果が分かるのが遅いと思う人もいるかも知れませんが、決して100%ではないアフターピルの避妊確率から言えば、万が一の妊娠もあると言う事を理解し、使用しなければならないこともあるでしょう。

まとめ

観察する
以上がアフターピルを服用した際に起こる不正出血、消退出血と着床出血の違いになります。一見同じ不正出血だと言う事で、さほど違いがないように思う人もいるかも知れません。しかし、この消退出血と着床出血には大きな違いが生じてきます。その為、不正出血が起こった場合は、その後の経過を観察しどちらの不正出血なのか判断する必要があります。

とは言っても、アフターピルを服用後、必ずと言って起こる消退出血とは違い、もともと妊娠しても起こる可能性が非常に低い着床出血と比べると、不正出血として現れる確率は、消退出血の方が非常に高いものと言えます。その為、不正出血が起きたからといって慌てて動揺することなく、いつもの生理と同じ感じならば、まず安心して良いかと思います。

もちろん、これら以外の不正出血の恐れも十分に考えられる為、心配な場合は早めに産婦人科に受診し、診察をしてもらう事をお勧めします。また、その際の期間の目安としてはアフターピルの服用後、出血が3日以内と早すぎる場合になります。アフターピルの服用後の不正出血においては、早すぎても心配な場合があるといえ、期間の観察も大切になってきます。

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